食品ロス削減チャレンジ
食品ロス削減の取組を学びながら、日々の生活で出た食品ロスを把握し、減量に1週間取り組んでいただく「食品ロス削減チャレンジ」を2023年10月1日(日)から12月31日(日)まで実施(応募締切2024年1月7日(日))し、539世帯の約1,500名の方にご参加いただきました。
食品ロス削減チャレンジ冊子(PDFファイル:11.1MB)
まずは1週間!計量チェックシート
まずはできることから始めよう。日々の食品ロスを軽量して「見える化」!
家庭から出ている食品ロスを計量(チェック)し「見える化」しましょう。皆さんのちょっとした気遣いや行動で、食品ロスを減らすことができます。
食品ロスを無くすことはごみを減らす効果だけでなく節約にもなります。
まずは、できることから始めてみましょう。
※モニター家庭を2つのグループに分け、4週間の調査を実施。双方のグループに食品ロスの計量とその記録を依頼し、一方のグループには2週間後に食品ロス削減の取組を実施していただき、前後2週間の食品ロス量を比較。
「食品ロス削減チャレンジ」実施アンケート結果
ご参加いただいた方のアンケート結果をご紹介します。
(1)日頃から「食品ロス削減」を意識して生活していますか。
(2)今回のチャレンジ期間(1週間)で、実施した取組を教えてください。(複数選択可)
(3)1週間取り組んだことにより、意識に変化がありましたか。
(4)1週間取り組んだ感想を教えてください。
- いつもよりだいぶ食べ残しがなくなり、ゴミの量も減りました。意識していくことは大切だと思いました。
- いつもだったら何も考えずに破棄していたものも少し意識をするだけでこんなにも減らせると思わなかったです。
- 普段何となく気をつけている事でも、チェックシートで「見える化」すると、まだまだ不十分と気づきました。
- 食品ロスを意識したことで食費が少し減ったことに驚きました。普段はもっとロスしていることを知りました。
- 意外と冷蔵庫内で期限切れになってしまう食品があることに気づきました。
- “このまま捨てたら、残したら食品ロスだ!”と思い、無駄にせずに済んだ場面がありました。今後も意識していきたいです。
わが家の食品ロス削減方法
「食品ロス削減チャレンジ冊子」に掲載されていない、ご参加いただいた方からご提案いただいた取組内容を一部ご紹介します。
※提案いただいた内容を一部加筆修正しています。
-
肉や野菜、きのこなどは買った日に使いやすい大きさにカットし、冷蔵より長く保存できる冷凍で保存。忙しい日などにすぐに使えるので便利です。きのこは冷凍することで旨みもアップします。
-
外食をしに行く前は、いつもより体を動かすようにしています。縄跳びを親子で行ったり、花の水やりも、じょうろに入れる水をいつもより少なめにし水道までの往復回数を増やしています。体を動かすことで料理を残さず美味しくいただけます。
-
ネギや豆苗などを食べる分だけ収穫すると切った所からまた生えてきます。
-
買い物の際は小さいエコバックにしたり、調理の際は鍋も小さくしています。
-
食材を作るのにどれだけの時間がかかるのか理解してほしくて、家庭菜園を始め、収穫体験などをするようになりました! 家族で収穫体験や買い物をして、食事に関わる人を増やしています。
-
食事の準備は必ず家族全員でするようにしています!子どもでも手伝える料理の過程を一緒にやってもらっています!調理の手伝いをすることによって、食べ残しも少なくなり食品ロスをなくすことができたと思います。
その他このようなご提案もいただきました!
- ドライフルーツやジャム、シロップ、お漬物、乾物など保存のきくものに加工する。
- パセリや三葉など少量使うものは育ててみる。
- 使用頻度の少ない調味料は少量サイズのものを買う。または他の調味料で代用して期限切れで捨てることのないようにする。
- 食品ロスとして廃棄してしまったもののおおよその量や値段を記入していく。(100円のコロッケ半分50円、など)お金だとより自分が“もったいない”という意識を持てるので良いと思う。
- 特に家ではタレ系が余るため、余り物活用レシピの提案。
「からし」→卵焼きサンドでマヨネーズと混ぜてパンに塗る。
「わさび」→納豆に入れてわさび納豆、オリーブオイルと塩・砂糖でドレッシング。
「餃子のタレ」→鶏ガラスープで味を調整し、ネギ、ニラ、溶き卵を入れて酸辣湯風スープ。 「タルタルソース」→パンにアボカドとチーズをのせ、タルタルソースをかけてトースト。など
たくさんのご応募ありがとうございました。