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調査方法(動物編)

調査方法

調査は、平成26年度から令和元年度にかけて、分類群毎に以下の方法により実施した。

1. 哺乳類
 調査対象種について、以下の3方法により生息状況の把握を行った。なお、調査結果の記録にあたっては、データベース化を考慮し、所定の項目を電子データとして入力した。
・文献調査
 既存の文献を収集し、生息場所、確認時期等を調査した。
・標本調査
 既存の標本に関する情報を収集し、生息場所、確認時期等を調査するとともに、必要に応じて未同定標本の同定を行った。
・現地調査
 現地踏査を行い、生息状況を調査するとともに、必要に応じて文献調査及び標本調査で把握した既知産地の現状についても調査した。

2.鳥類
 調査対象種について、以下の方法により生息状況の把握を行った。なお、調査結果の記録にあたっては、データベース化を考慮し、所定の項目を電子データとして入力した。
・文献調査
 調査対象種について、既存の文献、調査記録、観察記録等を収集し、記録年月日、生息場所、個体数等の整理を行った。
・現地調査
 文献調査および情報収集をした中で、情報が不足している種や地域等について、個別に現地を踏査した。

3. 爬虫類
 調査対象種について、以下の3方法により生息状況の把握を行った。なお、調査結果の記録にあたっては、データベース化を考慮し、所定の項目を電子データとして入力した。
・文献調査
 既存の文献を収集し、生息場所、確認時期等を調査した。
・標本調査
 既存の標本に関する情報を収集し、生息場所、確認時期等を調査するとともに、必要に応じて未同定標本の同定を行った。
・現地調査
 現地踏査を行い、生息状況を調査するとともに、必要に応じて文献調査及び標本調査で把握した既知産地の現状についても調査した。

4. 両生類
 調査対象種について、以下の3方法により生息状況の把握を行った。なお、調査結果の記録にあたっては、データベース化を考慮し、所定の項目を電子データとして入力した。
・文献調査
 既存の文献を収集し、生息場所、確認時期等を調査した。
・標本調査
 既存の標本に関する情報を収集し、生息場所、確認時期等を調査するとともに、必要に応じて未同定標本の同定を行った。
・現地調査
 現地踏査を行い、生息状況を調査するとともに、必要に応じて文献調査及び標本調査で把握した既知産地の現状についても調査した。

5.汽水・淡水魚類
 調査対象種について、以下の3方法により生息状況の把握を行った。なお、調査結果の記録にあたっては、データベース化を考慮し、所定の項目を電子データとして入力した。
・文献調査
 既存の文献を収集し、生息場所、確認時期、調査人等を調査した。
・標本調査
 既存の標本に関する情報を収集し、生息場所、確認時期等を調査するとともに、必要に応じて未同定標本の同定を行った。
・現地調査
 現地踏査を行い、生息状況を調査するとともに、必要に応じて文献調査及び標本調査で把握した既知産地の現状についても確認・調査した。

6.昆虫類
 調査対象種について、以下の3方法により生息状況の把握を行った。なお、調査結果の記録にあたっては、データベース化を考慮し、所定の項目を電子データとして入力した。
・文献調査
 既存の文献を収集し、生息場所、確認時期等を調査した。
・標本調査
 既存の標本に関する情報を収集し、生息場所、確認時期等を調査するとともに、必要に応じて未同定標本の同定を行った。
・現地調査
 現地踏査を行い、生息状況を調査するとともに、必要に応じて文献調査及び標本調査で把握した既知産地の現状についても調査した。

7. クモ類
 調査対象種について、以下の3方法により生息状況の把握を行った。なお、調査結果の記録にあたっては、データベース化を考慮し、所定の項目を電子データとして入力した。
・文献調査
 既存の文献を収集し、生息場所、確認時期等を調査した。
・標本調査
 既存の標本に関する情報を収集し、生息場所、確認時期等を調査するとともに、必要に応じて未同定標本の同定を行った。
・現地調査
 現地踏査を行い、生息状況を調査するとともに、必要に応じて文献調査及び標本調査で把握した既知産地の現状についても調査した。

8.貝類
 調査対象種について、以下の 3 方法により生息状況の把握を行った。なお、調査結果の記録にあたっては、データベース化を考慮し、所定の項目を電子データとして入力した。
・文献調査
 既存の文献を収集し、生息場所、確認時期等を調査した。
・標本調査
 既存の標本に関する情報を収集し、生息場所、確認時期等を調査するとともに、必要に応じて未同定標本の同定を行った。
・現地調査
 現地踏査を行い、生息状況を調査するとともに、必要に応じて文献調査及び標本調査で把握した既知産地の現状についても調査した。
 また、海域の水深20mまでの調査を行う方法としては、船舶を使用したドレッジ調査を行った(ドレッジ調査の詳細は735頁のQ&Aを参照)。