蒸気配管等の断熱強化

課題

蒸気配管のバルブが保温されてないため、表面から放熱損失が大きくなっている事例が多くあります。

改善対策

蒸気バルブは形状が複雑なため、マジックバンドで着脱容易な保温カバーで保温し、断熱を強化することにより、放熱損失を防止します。

裸蒸気配管の放射熱量

出典:省エネセンター「ビルの省エネルギーガイドブック2010/2011」

蒸気バルブは保温すると効果大!!

蒸気バルブに保温カバーを取り付け断熱を強化した場合の効果について試算します。

業態 リゾートホテル
延床面積 16,000㎡
蒸気バルブ仕様 100Aフランジ式玉型弁
蒸気バルブ個数 10個
弁の表面積直管相当長 1.27m/個
裸弁熱損失 800W/m(上図)×1.27m/個
  =1.0kW/個
保温効率 85%
ボイラー効率 70%
ボイラー年間運転時間 8,400h/年
A重油発熱量 39.1MJ/L
原油換算係数 1.01L/L
A重油単価 70円/L
CO2排出係数 2.71kg-CO2/L

熱損失低減量 1.0kW/個×10個×85%×8,400h/年×3.6MJ/kWh=257,040MJ/年
削減A重油量 257,040MJ/年÷(39.1MJ/L×70%)=9,391L/年
削減原油換算量 9,391L/年×1.01L/L=9.5kL/年
削減コスト 9,391L/年×70円/L=657,370円/年
削減CO2排出量 9,391L/年×2.71kg-CO2/L=25.4t-CO2/年
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