吸収式冷温水発生機の空気比適正管理

課題

吸収式冷温水発生機が高い空気比で運転されている事例があります。

改善対策

空気比は、「実際の供給空気量」÷「理論空気量」で表され、大きすぎると余分な空気を加熱し、余分な燃料を使うことになってしまいます。従って、空気比は不完全燃焼をしない範囲で適正な値に調整することによって燃料の消費量を削減できます。

※空気比の値は省エネ法の判断基準で定められています。

空気比低減効果ノモグラフ
図の見方

吸収式冷温水発生機の空気比を1.6から1.3に改善した場合の効果について試算します。

業態 市民会館
延床面積 11,500㎡
ガス消費量 50,000㎥/年
現状空気比 1.6
改善後空気比 1.3
排ガス温度 200℃
燃料低減率 2.1%(上図より)
原油換算係数 1.19L/㎥
ガス単価 80円/㎥
CO2排出係数※1 2.23kg-CO2/N㎥

削減ガス量 50,000㎥/年×2.1%=1,050㎥/年
削減原油換算量 1,050㎥/年×1.19L/㎥=1.2kL/年
削減コスト 1,050㎥/年×80円/㎥=84,000円/年
削減CO2排出量 1,050㎥/年×2.23kg-CO2/N㎥=2.3t-CO2/年
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