都市ガスメーター

都市ガスメーター

改善前・改善後の概要

都市ガスへの燃料転換と真空蒸気加熱
システムで省エネ・環境対策も万全

株式会社アイセロあいせろ

CO2削減量 約10%
投資回収年数
※導入費用:約2,000万円
5~6年
※都市ガスへの燃料転換による効果

品質も向上!!

生産効率と品質向上にも役立つ省エネを

 アイセロは包装用樹脂フィルムや化学薬品用樹脂容器を手がける。本社工場(豊橋市)では、使用するエネルギー量が多いことから、省エネやCO2排出量削減を積極的に努めている。
 その取組の1つが燃料転換。樹脂フィルムなどの乾燥に用いるボイラー燃料を重油から液化石油ガス(LPG)、そして都市ガスへと順次、転換してきた。都市ガス導入にあたり、本社工場の敷地内には都市ガス用の導管が敷設されていなかったが、地元ガス会社に導管を延長してもらい対応した。
 都市ガスはメタンを主成分とし、重油やLPGに比べ、分子内の炭素割合が小さいため、燃焼時におけるCO2排出量が少ない。また、LPGより料金が安い。さらに、電気に比べて加熱能力が高く、生産ラインのスピード向上にもつながるというメリットがある。
 実際、同社では都市ガスへの転換により、CO2排出量を約10%削減した。投資額は2000万円となったが、5~6年で回収可能という。
 このほか、同社は特殊フィルムの製造に真空蒸気加熱システムを導入した。特殊フィルムは、粉末状の樹脂を液体にして成形した後、熱をかけて水分を飛ばし、樹脂だけを残して製造する。
 この水分を飛ばす工程にはボイラーによる蒸気を用いるが、蒸気が100°Cを超えると製品に気泡が入ってしまい品質低下につながるだけでなく、蒸気のロスも多かった。
 導入したシステムは、ボイラーで生成された蒸気を減圧し、減圧で過熱蒸気になった蒸気を減温水で減温させるなどの仕組みで、蒸気の温度を 1°Cレベルで精密に管理できるのが特徴。同社では蒸気熱を無駄なく活かせ、また、品質向上も図れるようになった。

蒸気の有効活用を進める

蒸気の有効活用を進める

本社工場外観

本社工場外観

 同社は今後も、省エネになりながら生産効率や品質の向上にもつながる効果的な取組を進めていく。

PROFILE

株式会社アイセロ 本社工場
〒441-1115 愛知県豊橋市石巻本町越川45
http://www.aicello.co.jp
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