あいち省エネプロジェクト

事務所内のデマンド監視装置

事務所内のデマンド監視装置

改善後の概要

生産現場にデマンド監視装置を活用
電気消費量を把握して適正に管理

株式会社 ワーロンわーろん

削減コスト 24万円/年
CO2削減量 11%

工夫が大事!!

省エネのアイデア・工夫を生み、実践

 ワーロンは、和紙を塩化ビニルで両面ラミネート加工した樹脂シートなどを手がける。プレス工程で多数の機械を稼働させるため、消費する電力も多い。そこで、省エネとともに電気料金削減に向けた取組を平成22年に始めた。
 まず、同社は契約電力を165kWから148kWに変更した。契約電力はデマンド値の過去1年間の最大値であり、これによって基本料金が決まるため、電気料金の削減にはデマンド値を抑えることが有効になる。
 このため、デマンド監視装置を導入。この装置をキュービクル式高圧受電設備につなぎ、事務所に設置したモニターで電力使用量を管理。電力使用量が契約値に近づくとアラームが鳴るようにした。
 アラームが鳴った場合には、独自に作成した制御表をもとに、製造に関係のない事務所の空調機などから順番に電源を切っていくことにより、契約値を超えないように工夫した。
 また、工場のプレス機械は消費電力が大きく、一度に全機械の電源を入れると、消費電力が一気に伸び、契約値を超える可能性がある。この対策として、工場の始業時には、プレス機械の電源を入れるタイミングをずらすようにし、瞬間の電力消費量を抑え、ピークを分散させるようにした。
こうした取組により、電気料金を年間で24万円削減できた。「これまでは電力消費量が分からなかったが、デマンド監視装置の導入で把握可能になり、対策・工夫のアイデアが生まれ、省エネに前向きになった」(渡辺敬文社長)という効果も大きい。

代表取締役社長  渡辺敬文さん

代表取締役社長 渡辺敬文さん

クーリングタワー

クーリングタワー

 実際に、同社では各部門が毎月の省エネに関する取組や実績を報告し、全社員に周知しており、生産効率の向上につながった例もあるという。
 同社ではこの他、プレスした製品を冷却する水の使用量削減にも力を入れている。製品冷却の際に高温になった水をクーリングタワーにより再び冷やして利用。95%の水を循環利用している。

PROFILE

株式会社ワーロン 清須工場
〒452-0932 愛知県清須市朝日愛宕93
http://www.warlon.co.jp
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