積極的に省エネに取り組む本社工場

積極的に省エネに取り組む本社工場

改善後の概要

印刷機すべてにデマンド監視装置を設置
個々のデータを的確に把握し、“見える化”を促進

竹田印刷株式会社たけだいんさつ

長時間稼働する印刷機

長時間稼働する印刷機

デマンドで不具合を早期発見し、細やかなメンテナンスを行っている

デマンドで不具合を早期発見し、細やかな
メンテナンスを行っている

本社内の物流センター内の照明を水銀灯からLEDに変更

本社内の物流センター内の照明を水銀灯からLEDに変更

デマンド設置で印刷機を効率よく動かせるんだね!

省エネだけでなくメンテナンスにも利用

 竹田印刷は商業用出版物の企画・デザイン・印刷を主な事業とし、環境マネジメントシステムを導入するなど、継続的な省エネ活動を行っている。
 同社では印刷機を長時間稼働しており、両面印刷機や特別なインクを使う機種など電気消費量の多い機械もある。そこで、省エネ対策として平成25年8月に本社工場(名古屋市昭和区)のすべての印刷機にデマンド監視装置を設置した。
 デマンド監視装置は電気消費量を把握し、その削減につなげるためのものだが、事務所や工場の全体を対象とする一般的なケースと異なり、個々の印刷機に取り付けるのは珍しいという。それは「どの機械がどれほどの電気を消費しているのかを的確につかみ、ターゲットを絞って省エネに取り組んだ方が効率的ではないかと考えた」(品質技術室)ためだ。
 具体的には、印刷機個々のデータをグラフ化して電気消費量を把握。それをもとに、非稼働時には電源をオフにするなど、こまめな節電に努めた。さらに、全ての印刷機を同時に稼働すると莫大な電気を消費してしまうため、印刷機の電気消費量に合わせて30分ごとに稼働時間をずらし、ピークを分散させた。
 また、デマンド監視装置で得られるデータは意外なところにも役立っているという。それはメンテナンスだ。例えば、印刷機が正常に稼働していれば、電気消費量も一定している。しかし、故障や不具合があると、電気消費量に変化が生じるなど異常が見つかる。これを発見し、メンテナンスに役立てているというわけだ。細やかなメンテナンスを行うことで、急な故障を防ぎ、再起動時にかかる電力負荷を低減させた。
 デマンド監視装置の導入には約400万円を投じたが、5年ほどで回収できる見込みという。
 同社ではこのほか、物流センターの水銀灯を全てLEDに変更したり、高効率型の空調機導入や不要な照明の消灯、エレベーターの使用制限など、地道な省エネを続けており、生産以外の部分でも電気消費量の削減に努めていく。

PROFILE

竹田印刷株式会社 本社工場
〒466-8512 愛知県名古屋市昭和区白金一丁目11番10号
http://www.takeda-prn.co.jp/
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