あいち省エネプロジェクト

どのゾーンから電気をoffするか一目でわかる調整負荷配図

どのゾーンから電気をoffするか一目でわかる調整負荷配図

改善後の概要

手動制御のデマンド監視装置を導入
社員の省エネ意識向上に大きな効果

中部三菱自動車販売株式会社ちゅうぶみつびしじどうしゃはんばい

エネルギー削減量(電気) 16%
エネルギー削減額(電気) 約1,000万円

「見える化」が省エネの第一歩だね!

使用電力を見える化し、的確に対応

 中部三菱自動車販売は愛知、岐阜、石川3県に55事業所を展開するカーディーラー。積極的な節電を行い、大きな成果を上げている。
 そのきっかけは、電気自動車(EV)を本格販売するようになったこと。EVを取り扱う企業として先頭に立って節電に取り組まなければならないという考えからだ。しかし、「事業所ごとに担当者の意識が違い、気温の寒暖差もあり、それぞれの電力量を詳細に把握することは不可能」(エコ21推進課)。そこで、デマンド監視装置を導入することにした。
 デマンドとは電気料金の算出に使われる30分単位の平均電力値。電気の基本料金は過去1年のデマンドの最大値によって決まるため、その抑制が電気料金の削減に直結する。同装置はデマンドの目標値を定め、その超過が予想される場合に設置したナビゲーションのアラームや携帯電話へのメールで警報する仕組みだ。
 パソコンで電力使用状況も確認でき、デマンドをコントロールすることが節電、コストカットに直結すると同社は考え、試験的に岡崎矢作店(岡崎市)はじめ、2事業所にデマンド監視装置を導入。
 アラームが鳴った場合、あらかじめ定めた調整負荷配図(制御表)をもとに、順番に空調機などの電源を切るようにした。「使用電力が見える化された」(同)ことで、対策を立てやすくなり、着実に効果が現れ始めた。その後、37店舗に展開。その結果、平成23年度には前年度比16%の節電に成功。削減額は約1000万円に上った。

デマンド監視装置での見える化

デマンド監視装置での見える化

エコ21推進課  本多貴壽さん

エコ21推進課 本多貴壽さん

デマンド監視装置は空調機などにリンクさせることで、それらの自動制御も可能になるが、同社ではあえて手動制御にした。これは社員の省エネ意識をより向上させる狙いだ。
 その結果、実際に同装置のアラームが鳴らなくても、使っていない照明を切ったり、空調温度を適正にしたり、社員が自発的に行動するようになったという。同装置は使い方によっては、省エネに関する社員教育にも役立つと言えそうだ。

PROFILE

中部三菱自動車販売株式会社 岡崎矢作店
〒444-0905 愛知県岡崎市宇頭町稲荷19
http://www.chubu-mitsubishi-motor-sales.com
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