BEMSを活用したスーパー銭湯

BEMSを活用したスーパー銭湯

改善後の概要

温浴施設にBEMSを導入
データを蓄積、分析して適切な制御を実施

丸太運輸株式会社まるたうんゆ

エネルギー削減量(原油換算値) 約141kl/年
エネルギー削減率 約18.4%
CO2削減量 約25.5%
温浴施設用BEMSのパソコン監理画面

温浴施設用BEMSのパソコン監理画面

 温水ボイラー

温水ボイラー

効果大だね

社員の意識向上にも役立ち、ソフト面での取組も活発化

 物流業の丸太運輸は、新規事業としてスーパー銭湯を開業。原油価格の変動の影響などから、経費節減、省エネを目指したプロジェクトを構築。その中で温浴施設へのBEMS(Building Energy Management System)導入を決めた。
 BEMSとは、建物内のエネルギー監視システム。建物設備、機器の運転データやエネルギー使用量を蓄積、解析して制御することで、エネルギー使用量の低減、最適化を図る。
 具体的には、施設の38か所に電力使用量、燃料使用量、給水量、流量を計測するメーターを設置し、30分ごとにデータを収集。設定値を超えた場合、同時に社員全員の携帯電話に通知する仕組みで、配管の故障や水漏れなどがあると、その場にいる担当者で対応できるようにもしている。
 こうした効率的な施設の運営により、サービスの水準を下げずにエネルギーの削減が可能になった。また、同社はボイラー燃料を液化石油ガス(LPG)から都市ガスに転換。既設ボイラーを都市ガス対応にするとともに、配管やバーナーを変更し、燃焼能力を4186.8MJから3349.44MJに変え、エネルギー使用量を削減した。
 さらに、従来は2台のボイラーを毎日フル稼働し、浴槽の温度調整を行っていたが、新たにボイラーに運転制御盤を取り付け、営業時間内は1台のボイラーだけで水温維持をできるようにもした。
 このほか、電力と熱を同時に得られるコージェネレーション設備なども設置。一連の省エネ推進により、約18.4%のエネルギー使用量の削減を達成。CO2削減率は約25.5%となった。
 BEMS、省エネ設備の導入により同社では社員の意識も向上。ソフト面での省エネ活動も進むようになったという。

PROFILE

丸太運輸 株式会社 天然温泉「丸屋玉ノ湯」
〒477-0035 愛知県東海市元浜町12-7
http://www.m-tamanoyu.jp/
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