高効率型空調機の導入で、ショールームも快適に

高効率型空調機の導入で、ショールームも快適に

改善後の効果

クレジット制度の活用で大幅な省エネを達成
高効率型空調機・冷温水発生機などを導入

株式会社サンゲツさんげつ

CO2削減量 230t-CO2/年
投資回収年数 4.6年
中央監視室のモニター

中央監視室のモニター

遮熱対策も施された冷却水ポンプ

遮熱対策も施された冷却水ポンプ

良い制度だね

共同実施者と協力しながら取り組み、成果

 サンゲツは壁紙、カーテン、床材などを手がけるトータルインテリアの専門商社。本社ビルでは、「国内クレジット制度」の活用により、大幅な省エネを達成している。
 同社では以前から照明のこまめな消灯など、社員一人ひとりによる行動で省エネに取り組み、着実な効果を得ていたものの、7階建てという大きなビルということもあり、限界があった。そこで、エネルギー消費量の多い空調関連設備が老朽化し、修繕を必要としていた経緯において国内クレジット制度の活用を検討した。
 国内クレジット制度とは、まず中小企業などが大企業の技術や資金などを活用して省エネ化を進め、CO2排出量を削減。その削減分をクレジットとして政府が認証した後、大企業などが買い取り、自社のCO2削減目標に活用する仕組みだ。CO2排出量の削減に取り組む中小企業と資金・技術を提供する大企業との共同事業とも言える。
 同社では共同実施者との打ち合わせを重ね、本制度の有用性を確認し、活用することとした。
 同社はクレジットにより、空調機を高効率型のものにするとともに、吸収式冷温水発生機を灯油型から都市ガス型に更新した。また、本社ビル地下の中央監視室でコンピューター制御により、各フロアの空調の稼働に合わせて、それぞれ細かな温度設定が可能となった。
 こうした取組により、ビルの快適な環境を失わず、エネルギー使用量を効率的に削減。CO2排出削減量は年間230tにも上った。この削減分を共同実施者に売却し、それを設備導入費用の一部に充当している。
 なお、国内の排出量取引制度はこれまで、国内クレジット制度と、「オフセット・クレジット(J-VER)」制度が併存してきたが、平成25年4月に統合され「J-クレジット制度」が始動。両制度の優れた点を取り入れた制度となっている。

PROFILE

株式会社 サンゲツ
〒451-8575 愛知県名古屋市西区幅下一丁目4番1号
http://www.sangetsu.co.jp/
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