あいち省エネプロジェクト

共通講義棟北地下に導入したクールチューブ

共通講義棟北地下に導入したクールチューブ

改善前・改善後の概要

地熱利用のクールチューブで空調の負荷低減
高効率省エネ設備で快適な学習環境を実現

名城大学めいじょうだいがく

エネルギー削減量 7%
光熱水費削減率 15%
CO削減量 971t-CO2/年
※ESCO事業による削減効果

学生の省エネ意識もアップ!

建設前から省エネを念頭に計画を策定

 名城大学は、平成14年6月に愛知県内の4年制大学で初めてISO14001を取得するなど、CO2削減に積極的にチャレンジしている。
 同大学の天白キャンパス(名古屋市天白区)では平成19年の共通講義棟北の建設に伴い、さまざまな省エネ設備を導入した。
 その中の1つがクールチューブ。クールチューブは、年間を通じて一定の温度を保つ地下空間の熱を有効利用する技術である。地下空間と外気との平均温度差は、夏季で-3°C、冬季で+3.5°Cとなっており、外気を取り込んで地下空間を通過させることで夏季は温度を下げ、冬季は温度を上げる。これを各部屋の空調に送りこむことで温度差分の空調負荷を低減できる。
 部屋の広さや外気温などの条件によって変化するが、一般的に、エアコンの設定温度を1°C変えることで得られる節電効果は、約10%と言われている。つまり、導入前に比べて、約30%の電力削減という効果が見込まれる。
 クールチューブの導入には建設の前段階から計画して進める必要があるが、「年間を通して大きな効果が出るため、施設建設の際は検討してみるのも1つの手」(同大学施設部)といえる。
 また同大学天白キャンパスではESCO事業を活用し、平成20年、空調にモジュール型空冷ヒートポンプチラーも導入した。
 このチラーは通風性に優れたX型のフレームを採用しており、空気熱を効率よく逃がせる。X型フレームの中心部分を通り、強い流れになった空気をさらに上部のファンで追い出すという効率的な構造となっている。

高効率モジュール型空冷ヒートポンプチラー

高効率モジュール型空冷ヒートポンプチラー

学生に対して行っているエネルギー施設見学会

学生に対して行っているエネルギー施設見学会

 さらに、モジュール型のため、複数台連続して設置することが可能で負荷に応じた台数制御ができる。
 同大学ではこうした設備の見学、体験などを通じて学生の省エネ意識の向上も図っている。

PROFILE

名城大学 天白キャンパス
〒468-8502 愛知県名古屋市天白区塩釜口1丁目501
http://www.meijo-u.ac.jp
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